?工場跡地の調査でトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが基準を超えた
分析結果から汚染の深さと地下水への広がりを確認し、浄化の考え方をご提案します
トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは、金属部品の脱脂やドライクリーニングに長く使われてきた塩素系の溶剤です。水より重く、土壌を通って地下深くまで達し、地下水汚染として広がります。バイオレンジャーズは、油に加えてこれらの塩素系VOCについても、複合微生物製剤による分解で土壌・地下水を浄化しています。
調査結果が出た段階でご相談いただけます。すでに揚水や掘削を行っている現場でも構いません。
?工場跡地の調査でトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが基準を超えた
分析結果から汚染の深さと地下水への広がりを確認し、浄化の考え方をご提案します
?クリーニング店の跡地で塩素系溶剤の汚染が見つかった
狭い敷地や建物の下でも、注入で対応できる場合があります
?稼働中の工場で長年、脱脂に塩素系溶剤を使ってきた
操業を止めずに地下水を浄化する工法を検討します
?地下水の下流側に汚染が広がっている
観測井で流れを確認し、広がりの防止と浄化を組み合わせます
?揚水や掘削だけでは終わりが見えない
汚染物質そのものを分解する方法を、既存の対策と組み合わせます
トリクロロエチレンの微生物分解として広く知られているのは、酸素のない条件で塩素を一つずつ外していく嫌気的な脱塩素反応です。この経路では、途中でできるジクロロエチレンや塩化ビニルモノマーが溜まりやすいことが課題になります。
当社が用いる複合微生物製剤は、これまでの試験結果から、嫌気的な反応とは異なる、酸素のある条件での酸化に近い経路で塩素系VOCを分解することがわかっています。分解特性の異なる複数の微生物が連続して働き、最終的に水と二酸化炭素まで分解することを目指します。
ただし、分解の途中でできる cis-1,2-ジクロロエチレンは、トリクロロエチレンより下がりにくい場合があります。試験と施工では対象物質だけでなく中間生成物の濃度も追い、下がりにくいときは栄養条件や注入の方法を調整します。適用できるかどうかは、現場の地下水を用いた試験で確認してから判断します。
物質の種類と濃度、深さ、地下水の流れ、建物や操業の条件を整理します。
現場の地下水を密閉容器で培養し、分解が進むこと、中間生成物が蓄積しないことを2〜6週間かけて確認します。
注入の位置と回数、必要ならバイオリアクターの構成、観測井とモニタリングの頻度を決め、お見積りします。
施工後も定期的に採取・分析し、対象物質と中間生成物の濃度が基準以下で安定したことを確認して完了します。
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、cis-1,2-ジクロロエチレン、クロロエチレンなどは土壌汚染対策法の特定有害物質で、土壌と地下水にそれぞれ基準があります。有害物質を使ってきた特定施設を廃止するときには、同法に基づく調査が必要になります。
分解の途中でできる物質にも基準があるため、浄化の完了は対象物質だけでなく中間生成物も含めて判断します。届出や手続きの要否は、所管の窓口にご確認ください。
できる場合があります。当社の複合微生物製剤は、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンなどの塩素系VOCを分解します。ただし油より現場条件への依存が大きいため、必ず現場の地下水を用いた試験で分解が進むことを確認してから計画します。
関連ページ:複合バイオ製剤
塩素系VOCの分解では、途中でジクロロエチレンや塩化ビニルモノマーができることがあります。当社の製剤はこれらが溜まりにくい経路で分解することを目指していますが、試験と施工では中間生成物の濃度も必ず追い、下がりにくい場合は栄養条件や注入方法を調整します。
関連ページ:トリータビリティ試験・モニタリング
できます。揚水は汚染の広がりを抑えるのに有効ですが、汚染源が残っていると長期化します。汚染源の周りで分解を進める方法と組み合わせることで、期間の短縮を目指します。
関連ページ:原位置注入法(井戸)
掘削せず、井戸やボーリングから注入する方法で対応できる場合があります。敷地の広さと地下水の状態を確認して判断します。
関連ページ:原位置注入法(ダイレクト)
濃度、地下水の流れ、土質、深さで大きく変わります。試験は2〜6週間、施工は数か月から年単位になることがあります。完了は対象物質と中間生成物の両方が基準以下で安定したことを確認して判断します。
関連ページ:油汚染浄化の費用と期間