工場やガソリンスタンド、油槽所、機械設備などから漏れたガソリン・灯油・軽油・重油・潤滑油は、土壌にしみ込み、場合によっては地下水まで汚染が広がります。バイオレンジャーズは、油を分解する微生物によるバイオレメディエーションで、油に汚染された土壌・地下水を浄化します。1998年の設立以来、国内47都道府県および海外で1,000件以上の浄化に携わってきました。
このような状況でご相談ください
「まだ調査結果しか無い」「どこまで広がっているか分からない」という段階でも構いません。現場の状況や分析結果を確認し、バイオレメディエーションが適用できるかどうかを含めて検討します。
- 工場や事業所で油漏れが発生した
- 地下タンクや配管から油が漏洩した
- ガソリンスタンド跡地から油汚染が見つかった
- 土壌から油臭がする、地下水に油膜が確認された
- 土地の売却や事業撤退にあたって汚染が判明した
- 建物や設備があり、掘削して搬出することができない
- 工場を稼働させたまま対策したい
- 掘削除去の見積りが高額で、他の方法を検討したい
対象となる油
漏れたときに土壌汚染・地下水汚染として問題になるのは、ガソリン・灯油・軽油・重油・機械油・潤滑油などの「鉱物油」です。油は単一の物質ではなく、似た分子構造の炭化水素が集まった混合物で、その中にはベンゼンや多環芳香族炭化水素のように有害性が認められた成分が含まれることがあります。油の種類・濃度・土質・地下水の状況によって適用方法は異なります。
| 施設 | 問題となる油 |
|---|---|
| ガソリンスタンド | ベンゼン、ガソリン、灯油、軽油 など |
| 工場 | ボイラー用の重油、部品の切削油、機械の潤滑油 など |
| 学校 | 暖房用の灯油や重油 |
| 病院 | 暖房・給湯用の灯油や重油、自家発電機用の重油 |
掘削除去だけが解決方法ではありません
油による土壌汚染が判明すると、まず汚染土壌を掘削して場外処分する方法が検討されることがあります。しかし汚染範囲が広い場合、汚染が深い場合、建物や設備が存在する場合には、大規模な掘削が難しく、費用も高額になりがちです。
バイオレメディエーションは、汚染物質を別の場所へ移すのではなく、微生物の働きで汚染物質そのものを分解する技術です。現場条件によっては掘削量を減らしたり、汚染土壌を掘り出さずその場所で浄化する原位置浄化を行える場合があります。掘削除去とバイオレメディエーションのどちらか一方に限定せず、両者を組み合わせることも含めて検討します。
一方で、バイオレメディエーションはあらゆる現場に適用できる技術ではありません。汚染物質の種類・濃度、土質、地下水条件、温度、pH、酸素や栄養の条件、求められる浄化期間などによって適用性は変わります。だからこそ、採用の前に現場の条件を確認して適合性を評価する工程を必ず置いています。
油汚染が地下水まで達している場合
油は水より軽いため、土壌中を浸透して地下水面に達すると横へ広がり、広域の汚染になります。季節による地下水位の上下によって、上下方向に帯状の汚染が及ぶこともあります。そのため土壌だけを見るのではなく、「どの油が、どの深さに、どの程度存在し、地下水まで到達しているのか」を把握することが重要です。
地下水汚染では主に原位置浄化を行いますが、地下水面に油が大量に溜まっている場合は、まずその油を物理的に回収することが有効です。バイオレンジャーズでは土壌と地下水を一体として捉え、現場に適した浄化方法を検討します。
ご相談から浄化完了までの流れ
浄化は工事だけを切り出して請け負うものではなく、一連の業務としてお引き受けします。土壌・地下水の油汚染では、次の流れで浄化完了まで対応します。
- 相談 — 現場の状況、分析結果、経緯をお聞かせください
- 提案 — 適用できる浄化の考え方と、想定される進め方をご提示します
- 試験 — 現場の土壌・地下水を用いた自社のトリータビリティ試験で、微生物処理の適合性を確認します
- 計画 — 試験結果をふまえ、工法・数量・工程を含む浄化計画を作成します
- 施工 — 現場条件に応じた工法で浄化を実施します
- モニタリング — 定期的に分析し、浄化の進捗を管理します
- 浄化完了 — 目標値に到達したことを確認して完了とします
試験は必ずプロジェクトの一部として行います。効くかどうか分からないまま施工に入ることはありません。

浄化方法は現場ごとに設計します
同じ「油汚染」でも、最適な浄化方法は現場によって異なります。次のような条件を確認したうえで浄化計画を立案します。
- 油の種類、汚染濃度、汚染範囲、汚染深度
- 土質、地下水位、地下水の流向・流速
- 建物・設備の有無と配置
- 工場等の稼働状況
- 求められる浄化期間
油汚染・油漏れでお困りの方へ
「油が漏れたが、どこまで広がっているか分からない」「掘削しないで浄化できないか」「工場を止めずに対策したい」「他社から提示された浄化費用が高額だった」——そのような段階からご相談いただけます。分析結果だけでも構いません。
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